【宇宙】星間物質は3万度超、ボイジャー2号が初の直接観測 星間空間の謎はますます深まる
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■太陽圏外に脱出からほぼ1年、星間空間の謎はますます深まる
2018年11月、地球から遠く離れた宇宙の暗闇で、NASAの宇宙探査機ボイジャー2号が探査の大きな節目を迎えた。私たちの太陽圏を脱して、星間空間に到達したのだ。太陽圏の外に出た探査機は、ボイジャー1号に続いて2機目となる。
その1周年を目前に控えた11月4日、学術誌「Nature Astronomy」に5本の論文が掲載された。これは、太陽圏と星間空間の境界付近のプラズマを直接観測した初めての報告だ。プラズマは電気を帯びた粒子で、太陽風はその流れである。また、1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、いずれも巨大な氷の惑星である天王星と海王星に接近した唯一の探査機でもある。
姉妹機のボイジャー1号は、2012年に星間空間への到達を果たした。2機のデータを比較すると、星間空間に存在する粒子の密度など、共通する部分も多かったが、太陽圏を脱出するときの観測には興味深い違いもあり、銀河系(天の川銀河)内での太陽の動きについて新たな謎が深まった。
米カリフォルニア工科大学の物理学者でボイジャー計画の科学者エド・ストーン氏は、論文の公開に先立って開かれた記者会見で、「本当に素晴らしい旅でした」と語った。
また、米プリンストン大学の博士研究員で物理学者のジェイミー・ランキン氏も、「人類が星間空間にいると思うと、ぞくぞくします。すでにボイジャー1号が星間空間へ到達していますが、今回の到達はもっと重要です。2カ所の異なる場所にいる2機が、それぞれの場所で星間物質を比較できるからです」と付け加えた。なお、ランキン氏は今回の研究には関与していない。
■太陽圏は私たちを守る宇宙の「泡」
ボイジャー2号による最新の発見を理解するには、太陽が単なる火の玉ではないということを知っておくとよいだろう。
私たちの太陽は激しく燃えさかる核融合炉であり、時速約80万キロで銀河系の中心を周回している。
また、太陽の表面からは常にプラズマの太陽風が放出されている。この太陽風はいずれ恒星の間を漂う星間物質と衝突することになる。
星間物質は、遠い昔に恒星が爆発した名残で、油と水のように、太陽風と星間物質が混じり合うことはない。おかげで、両者がぶつかる部分に境界面ができる。太陽からはあらゆる方向に太陽風が放出されるため、全体としては泡のような状態になる。この内側が太陽圏、すなわち「ヘリオスフィア」で、その境界面は「ヘリオポーズ」と呼ばれる。
ボイジャーのデータによると、太陽からヘリオポーズまでの距離は、太陽の進行方向の最先端部で約150億キロ。そして太陽圏の泡は太陽と8個の惑星をすべて包み込み、私たちの繊細なDNAも含め、内部にあるもの全てを、銀河系からやってくる強力な銀河宇宙線から守っている。
太陽圏が外の星間空間と接する境界付近には、銀河系の中を移動する太陽圏についての情報が深く刻み込まれている。また、宇宙に散らばる他の恒星の状況もわかるかもしれない。
「私たちは、太陽風と星間物質がぶつかり合う境界面がどうなっているのかを理解しようとしています。そのふたつがどのように混じり合うのか。泡の内側から外側へ、または外側から内側へ、どれだけの物質が移動しているのかを知りたいと思います」とストーン氏は会見で語った。
そのヘリオポーズを、科学者たちが初めて目にしたのは2012年8月25日だった。ボイジャー1号が星間空間に突入した日だ。だが、そこから得られた情報は予想外のものだった。例えば、星間空間の磁場は予想されていたよりも2〜3倍も強力だった。つまり、太陽圏は予想されていたよりも10倍も高い圧力を星間粒子から受けていた。
「私たちは初めて実際に星間物質を体験したのです。実に画期的でした」。NASA本部のプログラム科学者で、太陽系物理学者のパトリック・コーエーン氏はそう語った。
続きはソースで
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110600643/fig.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110600643/ くどいようだが、ボイジャーからの電波を受信するのは
地上にデカいパラボラを用意すれば可能なのは分かるが、
逆に小さなアンテナしか持ってないボイジャーがどうして地球からの電波を受信可能なのか、そこが謎。 >>536
地球から指令を送って向きを少しずつ微調整する試行錯誤してるのかもな
しかも移動しながらだし信号が届くのに片道でも一日かかるだろうから時間経過で当初とはズレてしまうが、そこまでも計算して送信する
俺ならそうしようとするからNASAならそのくらいはするだろうなあ はじめてのおつかいかひきこもりが家の外に出たかで印象かわるな >>11
そういうネタで新海誠にアニメつくってもらおうぜ >>536
受信用と同じサイズのアンテナで信号出せば届くよ
一対のアンテナで送受信できるなら逆方向も問題なくできる >>540
新海って、京アニ放火で死んだんじゃないの? >>541
そのサイズはアンテナの放射器の大きさつまり電波の波長に共振するサイズを言ってると思うが、>>536は反射器の大きさというか開口面積(As)のことを言ってる 太陽は銀河系を時速80万キロで移動してるなら
俺らも80万キロで動いてるのかまったく体に感じないが >>536
完全な指向があるからだろ
この方向からしか入ってこない電波、って想定なら小さいアンテナでいけると思うけど
しかも地球からはすげえ強い電力を使えるわけで
俺逆によくボイジャーからの電波拾えるな、って思うわ。しょっぼい太陽電池なだけでしょ
原子力じゃないよね? >>543
いや開口面積であってるよ
ボイジャーが発した電波も、巨大なアンテナで指向性を上げて増幅させれば受けることができる
同じアンテナで出力すれば、ボイジャーのアンテナで受信できるレベルの強い電波を出すことができる >>545
電波送れるなら拾えるし、拾えるなら送れるんだよ >>545
ボイジャーのように太陽から遠く離れて活動する探査機では
太陽電池は使えないから原子力電池を使ってる
今のところ太陽電池で動く探査機で太陽から一番遠くにいるのは
木星を周回しているジュノーくらい
太陽と木星の距離は太陽とボイジャーの距離と比べると
たったの20分の1以下にすぎない >>545
とは言え人工の電波源だからな
遠方銀河の分子輝線を観測するよりは楽勝だろう 単に真空中では電波は減衰しないから地球まで届くだけ なんかボイジャー、その時の記録を円盤に記録したとか言ってたけど、そんな古いデータ見せたら宇宙人に笑われるな。
今度のボイジャーではDVDライター搭載して、地球の発展を2年に一回焼いて保存しながら飛ばないと。
スピンドルのDVD200枚くらい積んどけばなんとかなるらろ。 >>536
受信性能を上げるより、送信出力を上げるのは簡単。
指向性の良いアンテナも作れる。 >>553
ネタにマジレスすると
宇宙人ぐらいの高度な文明なら
ボイジャーが作られて何年経ってるか簡単に分析できるだろ
例えば500万年経ってたら、その後、地球がどうなったのかもわかるだろうし
残留遺伝子から地球人を再生して
「ああコイツらもう滅んでるわ欠陥だらけだし」
ぐらいのことも予測してるだろうよ >>51
文系の私にはオカルトを語ってるようにしか見えん。
2000℃以上で温度計で氷点下とかそれ温度計が壊れてるだろとしか。 >>553
その円盤乗せた奴だって、どこかの宇宙人人に拾われるとか期待しちゃいねーさ。
円盤乗せたのは俺たちが確かに存在した、ってーことを残したかっただけだべ。 >>557
気温20℃の部屋にずっといたら君の体温は20℃になるか?
ならないだろ 宇宙人から見て
人類が宇宙に円盤を飛ばしたっていうのは
酵母菌がアルコール発酵したぐらいのどうでもいい現象なんだろうな
見向きもしないだろうよ >>557
あなたは天ぷらを揚げています。
時々180度の油の飛沫がわずかにかかります
あなたは180度になりますか? >>561
それはあまり適切な譬えでない気がする
>>563のほうがいい感じ >>62
引きこもりって、奇跡的な尊い存在なんだな すごく遠いんだろうけど、光が20時間で着く距離なんて天文学で言えば近所だよね
21世紀でこれだからなぁ、やっぱ人類が宇宙に出るのは無理な気がする
40年経っても革新的技術とかなんもなくて、40年前の探査機のデータですげぇとか言ってるんじゃ500年後とかでも大差ない気がする
宇宙広すぎて辛い >>562 逆に宇宙人とやらがアルコールを発酵させた程度の存在とは考えないのけ?
あちらさんだってアミノ酸の塊だべ。
せいぜいキン●マが30センチあるかぐらいの違いだけでさ。 もう人類が恒星間航行できる夢も希望もなくなった、過酷過ぎるわ 無限宇宙論が正しいのなら
ボイジャーみたいなのも無数に漂っているんだよな >>569
天ぷらを揚げる程度のスリルしかないらしいよ 星間物質の方が熱いのかと勝手に思い込んで不思議だったけど、惑星間物質の方が熱かったんだな!
惑星間物質の温度は10万Kに達するが、その密度は地球近辺で1cm3当たり5粒子しかない。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/惑星間物質
「太陽圏は私達を守る」とか言ってるがこれはウソだよな?
太陽風と銀河宇宙線が磁場流体力学的に均衡するとされる場所が100AU辺りにあるというだけで、1AUの地球近辺では太陽風が圧倒的で、太陽風から生物を守っているのは大気だよな?
仮に地球が200AU辺りにあったとしても銀河宇宙線が1AUの太陽風の強さより小さいなら、同じ大気を持てれば銀河宇宙線から守られるんじゃないの? >>567
そりゃ人類の進化の歴史から言ってもまだまだ毛の無いだけの類人猿レベルだろう
そんな原始的な動物を他の恒星系にばら撒いて他の生命体に迷惑をかけないように神は恒星間の距離をこれほどまでに離してる
逆に言えばその距離を渡るほどの能力を持った生命体なら神にとってそれなりに認められる存在という 頑張れば届く位置に月があって
さらに頑張れば行ける位置に火星があって
ギリギリどうにか行ける位置に小惑星帯があって
そこまでいけば後は時間の問題で木星に行ける
色々な意味で宇宙に出られるように設計されてるよね
太陽系って >>545
その説は無理があるなw
距離を考えればアンテナを完全に地球の発信源に向ける制御は不可能だろう
地上のアンテナも同じで、ピンポイントでボイジャーを狙うことはたぶん無理 恥丘の淫力と獣力とボインジャーにおける相姦関係について述べよ 電波って放射状に広がるものだと思ってたけど違うの? なんでこんなとんでもない世界に生きてんだろう、俺ら >>1
ボイジャーって地球から果てしなく遠い距離にあるとおもうんだけど、その映像をどうやって地球まで送ってるの??
電波とかで送れるもんなの? >>579
指向性が高いだけで数度の広がりはあるでしょう?
距離を考えれば0.1度でも広がりを持たせれば十分なのでは? パラボラアンテナの指向性でググると
意外にムラがあるよね >>583
いや、簡単な算数だけど、1度の違いが距離の1/60の誤差になる。
ボイジャーと地球の距離、およびボイジャーのアンテナのサイズは?
2mとして、ビームの誤算を半分の1mに抑えるには、3E-10度単位以下の精度で
角度を制御する必要があるが、そんな精度を出すのはもちろん不可能だ そんなにシビアなの?
もっと円すい状に広がるものだと思ってた >>536
ボイジャーのアンテナは常に地球を指向するようになっている
そうやって飛んでる >>557
次はxvideos の動画を全部収録した記録媒体を搭載して飛ばすべき >>588
これだけ遠いと何かのアクシデントで0.1度傾いただけでもロストしちゃうんじゃないの すげーなー人類って
たかが半世紀足らずで220億キロ彼方まで探査機送り込んでんだもんな 3万度もあったらボイジャーさんが溶けちゃわないの? >>1
3万度の熱源は?
3万度あれば熱発光しそうなだが暗いぞ?
計器が狂ってたかもしれんので追加のボイジャー3号を是非上げてくれJAXA 銀河は宇宙空間の中でも最もエネルギーの高い所
俺も3万ドくらいあると思ってました ボイジャーの打ち上げられた頃って
ようやく8ビットのCPUが普及し始めた頃やったんね。
いまだに最先端とかすごいよね。 >>51
100度のお湯に入るのと100度のサウナに入るのの違いみたいな感じ? >>23
同じ日に打ち上げる予定だったが1号に不具合が出て遅れたらしい >>104
そんな過酷な環境で未だに稼働し続けてるボイジャー凄えな
1970年代の技術水準考えたらオーパーツ扱いされるだろうな 星間がエタノールで満たされているというのは、
最近では誤りだとされているが、
あれば理解はしやすい。 >>11 逆にどうやったら宇宙空間で電波が減衰するの? それが分かれば光も減速できることになるんだけど 宇宙空間にメーテルが満たされている。
中心部にはネジ >>589
異星人「ええーーー!!!繁殖って口から卵産むんじゃないの???気持ちわるっっっ!!!」 >>597
サウナの空気密度を水と同じにすれば100万度になるよ >>611
なるほど。それで自転車のタイヤに空気を入れると
熱くなるのか。空気の密度が高くなると温度ががーんと上がるのか。 >>612
逆に密度が下がると温度も下がる、
カセットコンロのボンベが使うと冷たくなるのはそのため、
熱はエネルギーだから熱を失ったガスは運動エネルギーを失い出なくなってしまいやがてコンロの火は消える。 >>572
太陽風は事実太陽圏を守っている。
しかし、もちろん銀河風は太陽風だけで守り切れるものではない。
超新星爆発で発生した重粒子がバンバン飛んでくるわけだからな。
隕石に深い穴を穿つほどの威力がある。
最後の防衛線が太陽磁場と地球磁場と大気圏。
ここまで防壁があっても多少は地球に到達する。
この強い直近の防壁である太陽磁場は多極化して弱まる時期がある。
黒点の極小期ってやつで、すると銀河放射線の地球到達量が増え霧箱の原理で大気に雲を増やし気候が寒冷化する。 >>591
×短期間にロケット打ち上げに至るのスゲー→俺ら人類スゲー
○同上→極少数の人外的天才頭脳スゲー(IQ300火星人の頭脳と言われたノイマンとか) >>615
「ごく少数の人外的天才頭脳を生み出した人類スゲー」ということでひとつ >>585
そういうのは送信波を直径2mに集束できるようになってから心配しろ >>593
なんで他国が3を打ち上げるんだ
NASAやESAがはやぶさ3を作るようなもんだぞ 人類がこれまでに打上げた最速の探査機は、太陽を周回する楕円軌道に投入された
現在も稼働中のNASAの太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブで
時速69万キロなんでしょ >>614
詳しくありがとう。
太陽風と銀河風の違いは、銀河風の方が重粒子の存在比が大きいんだよね?
太陽風は銀河風の重粒子も太陽圏に入れないないし減速する方向に作用するの?
太陽磁場と地球磁場も地球との衝突回避ないし減速する方向?
オーロラは地球磁場で特定の場所に太陽風が集まって発光する現象なんだよね?
太陽圏と地球近傍の磁場の形成状況と荷電粒子に作用する力の方向を示した図知ってたら教えてくださいませ。 地球磁場もなぜか今弱まってるらしくてあと千年で消える
反転するためなのかしらんが千ってもうすぐだぞ
バンアレン帯だかの電磁シールド無くなったら太陽風も宇宙線も地表直撃だがおまいらどうするよ >>622
地表の生き物は太陽や銀河から日々放射される放射線から地球磁場の造り出す電磁シールドでだいぶシャットアウトされ薄められることで守られている
天然のサングラスしてるようなもの
それが消えると…
日焼けの酷い奴を通り越して原発事故が起こったみたいになる >>15
太陽系から最も近い隣の恒星系に行くのさえ現在の技術では数万年かかるらしいね >>557
100度のお湯に入ったらやけどするけど100度のサウナは平気なのと同じ >>620
ごめんなさい太陽磁場が太陽圏に及ぼす詳細な磁場マップは失念しましまた。
内惑星はもちろん木星軌道くらいまで強い磁束を及ぼしていたはずです。
太陽磁場と多極化の概念図はこの画像に。
https://i.imgur.com/X70cR4L.jpg
重粒子と書きましたが銀河宇宙線で最も多いのは陽子つまり水素原子です。
ただ超新星爆発で生まれる鉄以上の重い原子が含まれているわけです。
太陽磁場が地球を守っている具体的な観測例として太陽の影というものがあります。
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/2013/07/11140000.html >>581
もはや映像は送れない
最後に送ったのは太陽や地球、土星から海王星までが1枚の平面に写ってる、
史上初の「太陽系家族写真」
地球が土星や海王星と同じく小さなドットでしかない
宇宙の歴史上、
最も遠くから撮影された地球。
あらゆる人類の歴史も今生きてる70億の人生も
この小さな点の中だけの出来事と思うと不思議な気持ちになる >>575
べつにあんてなって向いた方向ピンポイントに出るわけじゃねーから
指向性持たせても10度20度くらいはビーム幅ある
そのくらいで受信できる感度の受信機、送信機を組むだけだよ >>630
またまた詳しくありがとう。
リンク読ませて頂きました。
ざっくりした所でいくと、
@太陽圏の詳細な磁場構造は不明
A11年周期で観測される太陽活動と銀河宇宙線の観測結果から太陽磁場を含めた3者には相関関係がありそうだ(太陽の影)
BCSSSモデルと観測結果の親和性が高い
みたいだね。
観測される水素や鉄の原子核の運動をCSSSモデルを使って逆算すると、ヘリオポーズのどの辺からどのような速度と軌道を描いて地球に来たのかが分かる動画なんてないよね? >>28
真空だし太陽光からも遠いから経年劣化ほとんどしないのかもね 機械文明に魔改造されて地球に戻って来るのは何年後? 太陽の11年周期は金星と地球と木星が一直線並ぶ周期と一致しているという話もあるよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています