https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167821000.html


小田急線踏切事故 乗用車の女性を書類送検 神奈川 厚木
2019年11月7日 15時03分

ことし6月、神奈川県厚木市の小田急線の踏切で、立往生していた乗用車と電車が衝突した事故で、警察は乗用車を運転していた28歳の会社員の女性を過失往来危険の疑いで書類送検しました。「警報音に気がつかなかった」と話しているということです。

書類送検されたのは神奈川県秦野市に住む28歳の会社員の女性です。

ことし6月、厚木市の小田急線の踏切で、立往生していた乗用車と快速電車が衝突して車両の一部が脱線しました。

警察によりますと、乗用車は警報機が鳴る中で踏切に入り、遮断機が下りたことが、付近の防犯カメラの映像などからわかったということで、過失往来危険の疑いが持たれています。

女性は帰宅する途中で、立往生したあとに車を降りて踏切にある非常ボタンを押したということですが、電車がかけた非常ブレーキは間に合わなかったということです。

調べに対し容疑を認め、「幅が狭い踏切で周囲に接触しないよう注意していたら、警報音に気がつかなかった」と話しているということです。