福島交通に譲渡の都バス到着

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20191108/6050007881.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

台風19号による豪雨で、郡山市の車庫にあったバスの半数以上が浸水し、
いまも一部の路線で運休が続く福島交通は、東京都から11台のバスを無償で譲り受けることになり、
このうちの2台が8日朝、福島市に到着しました。

福島交通は、郡山市の支社で165台のバスを所有していますが、先月の台風19号の豪雨で
阿武隈川の支流が氾濫して、車庫にあった92台が浸水し、数日間、78の路線すべてが運休となりました。
これまでに半分以上で運行が再開されていますが、バスが不足しているため、
今も一部の路線で運休を余儀なくされていて、福島県の要請を受けた東京都から、
車検証の期限が終わり使わなくなったバス11台を無償で譲り受けることになりました。

このうちの2台が8日午前8時半ごろ、福島市の子会社に到着し、
担当者が車両にへこみや傷が無いか確認していました。
残る9台のうち、2台は9日までに到着し、そのほかは年度内に譲り受ける予定で、
福島交通では順次、運行させることにしています。

福島交通の城下和彰常務取締役は、
「東京都からの車両の提供は大変ありがたい。全面復旧に向けて、さらに頑張っていきたい」
と話していました。

11/08 13:02