https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191108/k10012169891000.html


県警警部 公然わいせつ容疑で書類送検 五輪・パラ組織委派遣
2019年11月8日 16時53分

神奈川県警の44歳の男性警部が、ことし8月、雑居ビルで下半身を露出したとして書類送検されました。神奈川県警では不祥事が相次いでいて、検挙された警察官はこの2週間で3人目です。

書類送検されたのは神奈川県警オリンピック・パラリンピック対策課の44歳の男性警部で、警察によりますと、ことし8月、神奈川県二宮町にある雑居ビルの外階段で下半身を露出したとして公然わいせつの疑いが持たれています。

警部は、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会に派遣されていて、関連イベントの業務を終えたあと、同僚と酒を飲み帰宅する途中だったということです。

現場で女性とわいせつな行為をしていて、通りかかった人が目撃し通報したということです。

警部は減給の懲戒処分を受け、8日付けで依願退職しました。

神奈川県警では、横浜市のビルの階段に立ち入った疑いがある40歳の警部補と、特殊詐欺に関わった疑いがある24歳の巡査が逮捕されたばかりで、検挙された警察官はこの2週間で3人目です。

神奈川県警は「不祥事が相次ぎ大変申し訳なくおわびします。指導を徹底し再発防止に努めます」としています。

組織委「規律維持に努める」
当時、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に派遣されていた警部が、公然わいせつの疑いで書類送検されたことについて、組織委員会は「勤務時間外での行為とはいえ、職員が本件事案を起こしたことは遺憾だ。職員の規律維持に努め、大会の成功に向けて万全を期していきたい」とコメントしています。