今後は職人を含めたクリエイターとコラボして、女性寿司職人用の道具や衣装をつくっていきたいと考えています。
寿司業界では、これまで衣装も道具も女性用のものは今までありませんでした。
おひつや包丁など、お寿司を取り巻く新しい空間をつくって、盛り上げていきたいと思っています。


 伝統的な寿司店のビジネスモデルが良い人は、それで良いと思うんです。
でも、すべてを伝統的な型にあてはめないと寿司職人にはなれないのでしょうか。
新しいことにチャンレジしてはいけないのでしょうか。今回の件で叩かれているのは幸い私だけです。
このお店とスタッフを守るために、私はいくらでも悪女になります。それでも主義、主張はぶれないようにいきたいと思います。


 「日本には限界がある」とクリエイターの仲間たちが言っています。日本はとにかく減点方式です。加点方式がありません。
なでしこ寿司は成長過程にあります。まさに発展途上です。これから羽ばたけるかどうかというところです。
だから、翼を折らないでほしいです。だから、私は未熟な部分を見直し、改めて成長していきたいです。