珍味からすみ作り 最盛期

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20191110/5000006780.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

熊本県天草市で、高級珍味として知られるからすみ作りが最盛期を迎えています。

からすみは塩気の効いた濃厚な味わいが特徴の高級珍味で、酒のつまみなどとして
親しまれているほか、年末年始の贈答用としても人気があります。
天草市牛深町で70年近くからすみ作りを手がけている海産物の会社では、
先月から始まった作業が最盛期を迎えています。

天草近海で捕れたボラの卵巣を10日ほど塩漬けにしたあと、乾いた北風があたるよう天日に干して、
1か月ほどかけて濃いやまぶき色に仕上げていきます。
建物の屋上の作業場には、からすみがずらりと並べられ、従業員の人たちが
ひとつずつ丁寧に手に取っては布で拭いて、つやを出す作業にあたっていました。

海産物製造販売会社の井上卓専務は
「ことしはボラの水揚げが多く、天候にも恵まれて、例年以上にいいからすみができると思います」
と話していました。

出来上がったからすみは真空パックにした上で熊本市のほか関西方面のデパートなどに出荷され、
100グラムあたり6000円前後で販売されるということです。

11/10 10:26