https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191112/k10012174891000.html


海外滞在歴で時効成立せず 女子高校生に暴行の疑いで男を逮捕
2019年11月12日 19時31分

2か月ほどの海外での滞在歴があったことで時効が成立せず、逮捕につながりました。10年前、川崎市で17歳だった女子高校生に性的な暴行をしたとして、警察は38歳の男を逮捕しました。

逮捕されたのは横浜市青葉区の自営業、黒川創容疑者(38)です。

警察によりますと黒川容疑者は10年前の平成21年10月、川崎市宮前区の神社で、当時17歳の女子高校生に性的な暴行をした疑いが持たれています。

この事件の時効は10年間で、先月初めに成立したはずでしたが、その4日後になって別の事件で検挙された黒川容疑者のDNAの型が、当時、現場で採取されたものと一致したことが分かったということです。

このため警察が10年間の行動を詳しく調べたところ、複数回、海外に渡航していて、合わせて2か月ほど日本を離れていたことが確認されたということです。

海外に滞在している間は時効の進行が停止するため、実際には時効を迎えていないとして12日、逮捕しました。

警察によりますと調べに対し「覚えていない」と、容疑を否認しているということです。