昭和24年(1949)5月21日に「国民公園新宿御苑」として一般に公開されるに及び、
11月1日から15日まで、13年ぶりに菊花壇を日本庭園内に設け、
宮内省時代から受け継いだ伝統の新宿御苑菊花を初めて一般に公開しました。
 昭和26年(1951)からは一般公開中に特別招待日を設け、内閣総理大臣主催の「観菊会」を開催。
昭和28年(1953)からは総理大臣主催の「観菊会」は取りやめ、所管の厚生大臣主催の「菊を観る会」へと変更になりました。
そして昭和46年(1971)7月1日、環境庁発足とともに、厚生省から環境庁へと所管が変わり、
環境庁長官主催の「菊を観る会」へと変わりました。
昭和47年からは、特別招待日を設けての「菊を観る会」は催さず、期間中は環境庁長官招待による任意の「菊を観る会」となり、
平成13年からは環境大臣招待として現在に至っています。