小学校教諭 はさみ持ち児童に「頭の中どうなっている」 神戸
2019年11月13日 13時02分

神戸市の小学校で先月、50代の女性教諭が5年生の男子児童に生活態度などを注意した際に児童の頭をはさみで切るようなしぐさをしながら「頭の中はどうなっているのかな」などと発言していたことが分かりました。市の教育委員会は行き過ぎた指導に当たるとして処分を検討しています。

神戸市教育委員会によりますと、先月28日神戸市の市立小学校で5年生の男子児童が音楽会の練習に真剣に取り組まなかったとして担任の教諭から相談を受けた50代の女性教諭が放課後、男子児童を教室に残して指導を行いました。

女性教諭は男子児童に対し日頃の生活態度なども注意しましたが、その際に近くにあったはさみを持って児童の頭の上で切るようなしぐさをしながら「頭の中はどうなっているのかな」などと発言したということです。

翌日、保護者から連絡を受けた学校が女性教諭に確認したところ「指導しようとして突発的にはさみに手が伸びてしまった。行き過ぎた行為だった」と認めたということです。

女性教諭は男子児童と保護者に謝罪したということです。

神戸市の教育委員会は、行き過ぎた指導にあたるとして教諭の処分を検討しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191113/k10012175601000.html