閉店の原因は「本部からの適切な指導がなかったから」…徳島の「ミニストップ」元オーナーが憤怒
11/12(火) 19:31配信

徳島県北島町にあるコンビニ店「ミニストップ」が売り上げの不振を理由に11月、閉店しました。
店のオーナーは、本部からの適切な指導がなかったことなどが、閉店の原因だと主張しています。

【「ミニストップ」元オーナーの男性】
「不平等と言ったら不平等。契約書には“共存共栄”と書かれているが、その欠片もない」

怒りを露わにするのは、今月初めまでミニストップのオーナーを務めていた男性(54)です。

徳島県北島町にある男性の店舗は、ミニストップの本部とフランチャイズ契約を結ぶ形で、
2005年にオープンしました。

しかし、近くに同業他社の店舗が出店するなどして営業不振に陥った結果、
毎日の売上金が本部に送金できなくなって契約を解除され、今月初めに閉店しました。

男性は契約に基づき、「経営指導」などの名目で毎月、百万円を超える「ロイヤリティ」を
本部に支払っていましたが、売り上げが低迷した際に相談したところ…

【「ミニストップ」元オーナーの男性】
「資金繰りが悪化して、やっていけない状態で、本部に言うと『お金借りてください。銀行に借りてください』。
また底をついて、やっていけない状況になると『知人・身内に借りてください』。その一点張り」

経営に関するアドバイスどころか、「売上金を送るために金融機関などから借金をしてほしい」と言われたといいます。

【「ミニストップ」元オーナーの男性】
「フランチャイズといっても、みんな家族・家庭がある。
収益があがるシステムを作らないと、いくらでも泣き寝入りして辞めていくオーナーが出ていく」

ミニストップは「注意喚起をしていたが改善がみられず、やむを得ず契約を解除した。適切な指導はしている」とコメントしています。

11/12(火) 19:31配信 カンテレ
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