勤務先の千葉大病院(千葉市中央区)のエックス線撮影室で女児にわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつなどの罪に問われた同病院の元診療放射線技師、福田大樹被告(28)=同区星久喜町=の判決公判が13日、千葉地裁で開かれ、佐藤哲郎裁判官は懲役3年(求刑懲役5年)を言い渡した。

 判決理由で佐藤裁判官は、医療関係者という立場を悪用し判断力の乏しい女児を対象とした犯行を繰り返し行ったことは「卑劣かつ悪質」と批判。犯行の影響で「被害者らの今後の成長に及ぼす悪影響も強く懸念される」と述べた。

 判決などによると、昨年10〜12月、同病院で当時5〜12歳だった女児6人にわいせつな行為をしたり、上半身をペン型カメラで動画撮影するなどした。

11/14(木) 11:04
千葉日報オンライン
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