https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/k10012179521000.html


NYダウ平均株価 初の2万8000ドル超え 最高値を更新
2019年11月16日 6時49分株価・為替

15日のニューヨーク株式市場はアメリカと中国の貿易交渉が進展するのではないかという期待から値上がりし、ダウ平均株価は、初めて2万8000ドルを超え、最高値を更新しました。

15日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日に比べて、222ドル93セント高い、2万8004ドル89セントで、初めて2万8000ドルを超え2日ぶりに最高値を更新して、今週の取り引きを終えました。

この日は、アメリカと中国の貿易交渉が進展するのではないかという期待から、幅広い銘柄に買い注文が集まり、新興市場のナスダック指数、それに、より多くの銘柄で構成する「S&P500」も、そろって最高値をつけました。

景気の先行きへの安心感と、米中の貿易交渉の進展への期待を背景に、ニューヨーク株式市場は先週から値上がり基調で、ダウ平均株価は、先週と今週の10営業日の間、7度にわたって最高値を更新し、2週間で657ドル、率にして2.4%、値上がりしたことになります。

市場関係者は、「期待先行の相場だが、よりリスクを取っても投資しようという動きが続いている」と話しています。