東条のほか、総理候補に東久邇宮稔彦という
皇族もあったが、いざ開戦となった際、
総理が皇族では天皇に責任が及ぶ可能性があるとして、東条に決まったという。
いわば、貧乏くじだ。
天皇を戦犯としたいオーストラリア。
天皇を占領政策に利用したいアメリカ。
「天皇の許可があったからそこ、戦争が始まった。」
と本当の証言をすれば、天皇に責任が及ぶ。
彼は自らの命を捧げるつもりで、嘘の証言をした。
「陛下は私の進言によって渋々同意されたのであって、責任はない。」 これを受けて、天皇の責任追及は免れた