https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/k10012179701000.html


新・国立公文書館 基本設計案まとまる 2026年度開館予定
2019年11月16日 11時52分

2026年度に開館が予定されている新たな国立公文書館の基本設計の案がまとまり、今の憲政記念館の敷地に地上3階、地下4階の建物を建設するとしています。


東京 千代田区にある国立公文書館は、老朽化などに伴い国会近くの憲政記念館の敷地に新たに建設され、2026年度に開館する予定になっています。

これまでに政府がまとめた基本設計の案によりますと、新たな公文書館は地上3階、地下4階建てで、隣接する国会議事堂との調和を図るため同じ石材の「桜御影」の使用を検討するとしています。

延べ床面積は4万2000平方メートルで、展示や学習のためのスペースを現在の5倍以上のおよそ2000平方メートルにするほか、文書を電子化するためのスペースも新設するとしています。

また、歴史的に価値の高い公文書は大規模災害などから守るため地下に保存するとしています。

政府は建築費をおよそ489億円と見込んでいて、2021年度に着工し、2026年度の開館を目指すとしています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/K10012179701_1911161142_1911161152_01_03.jpg