柔道の練習中に小学生の死亡事故が起きていたことが18日、全日本柔道連盟への取材で分かった。

 遺族の意向で詳細は明らかにされていないが、全柔連は再発防止のために、「1日の活動は2時間が上限の目安」などとする指針をまとめ、各都道府県連盟の会長などに通知した。

 通知は12日付。全柔連によると、9月に小学5年生の男児が乱取りで頭を打ち、急性硬膜下血腫で亡くなった。発生場所などについて、全柔連は「差し控えたい」としている。

 指針では1週間の活動日数についても一定の制限をかけるよう促し、子どもの体力や体調への配慮を求めている。全柔連・重大事故総合対策委員会の磯村元信委員長は「中学校や高校では部活動のガイドライン(指針)ができており、小学生にも対応が必要」と話している。

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