収穫前のナシ「にっこり」盗難

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20191119/1090005892.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大田原市の畑で、収穫を間近に控えた地元特産のナシおよそ80キロがなくなっていたことが分かり、
警察が窃盗事件として捜査しています。

18日午後2時半ごろ、大田原市佐久山の石崎佳郎さん(62)のナシ畑で
石崎さんが草刈りに訪れたところ、防犯用に周囲に張ったネットが切り裂かれ、
収穫間近のナシが大量になくなっているのに気付き警察に届け出ました。

なくなっていたのは地域特産のナシの「にっこり」で、被害はおよそ80キロ、
時価およそ7万円に相当するということです。
「にっこり」は、甘さとみずみずしさが特徴のナシで、大きいものでは
重さ1キロを超える大玉となり、贈答用にも人気があります。

警察は、石崎さんが最後に畑の見回りをした今月8日から、18日午後に被害に気づくまでの間に、
何者かが盗んだものと見て、窃盗事件として捜査しています。
にっこりを25年以上前から栽培している農家の石崎さんは
「次の日に出荷を控えており、やる気をそがれたような気持ちです。
1年に1回しか収穫できず、いいナシを消費者に届けたいと頑張っていたのにくやしい。
早く犯人が捕まってほしい」と話していました。

11/19 13:11