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トランプ氏が政敵の捜査「要求」
疑惑巡る弾劾公聴会で高官証言
2019/11/21 00:11 (JST)
©一般社団法人共同通信社


 【ワシントン共同】トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、ソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は20日、下院情報特別委員会の公聴会で証言した。トランプ氏が政敵である野党民主党のバイデン前副大統領関連の捜査を「要求」したとし、ホワイトハウスでの米ウクライナ首脳会談などは捜査の「見返り」だったと述べた。

 トランプ氏の直接の関与を示す内容。私的な政治利益を得るため、米外交を利用していた実態が鮮明になった。

 ソンドランド氏はトランプ氏と直接電話で話す関係。ウクライナ側に捜査を求める役割を担った中心の一人とされ、疑惑の鍵を握っているとみられていた。