トイレ侵入容疑の警察官懲戒処分
11月21日 18時50分

コンビニエンスストアの女子トイレに侵入したとして逮捕された
福岡県警察本部の47歳の巡査部長について、県警察本部は減給の懲戒処分としました。
巡査部長は21日付けで依願退職しました。

福岡市の東警察署の生活安全課に所属する47歳の巡査部長は、ことし9月、
福岡市中央区のコンビニエンスストアの女子トイレに侵入したとして、建造物侵入の疑いで逮捕されました。
その後、検察庁が「諸事情を考慮した」として不起訴としています。

福岡県警察本部によりますと、巡査部長は、調べに対し「女性が使用した後のトイレの匂いに興味があり、
紙を詰まらせて流れないようにした。これまでも数回、同じことをやった」などと説明していたということです。

県警察本部は、巡査部長を減給の懲戒処分とし、巡査部長は21日付けで依願退職したということです。
福岡県警察本部の棟杉邦哉首席監察官は、
「職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めていきたい」と話しています。

NHK NEWSWEB
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20191121/5010006160.html