奄美龍郷 放火か消防団の男逮捕

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20191125/5050008615.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年7月奄美大島の龍郷町で住宅など11棟が燃えた火事で、警察は、
地元の消防団に所属していた30歳の男を放火などの疑いで逮捕しました。
調べに対し、男は「出動手当が欲しかった」などと容疑を認めているほか
この直前に起きた火事についても関与をほのめかしていて、警察は余罪についても調べています。

逮捕されたのは、龍郷町嘉渡の松元裕太容疑者です。
松元容疑者は、去年7月19日の午前2時ごろ自宅近くの空き家に侵入して火をつけ、
住宅など11棟およそ740平方メートルと、車1台を燃やしたとして放火などの疑いが持たれています。

松元容疑者はことし9月、住居侵入などの疑いですでに逮捕されていて警察の調べに対して
松元容疑者は容疑を認め、「消防団の出動手当が欲しかった」と話しているということです。
警察によりますと、松元容疑者は火をつけたあと自ら消防に通報し消火活動にも参加していたほか、
今回の事件の2日前に発生した住宅など8棟が燃えた火事についても、
関与をほのめかしているということで、警察は余罪についても捜査を進めています。

大島地区消防組合によりますと、消防団の出動手当は1回につき5000円が支給され
松元容疑者は11年前から消防団に所属していたということで、大島地区消防組合の龍郷消防分署は
「捜査の状況など事実を確認し、今後の対応を考えていきたい」としています。

11/25 16:25