原子力規制委員会に本来保管されているはずの公文書10万4,600件のうち、約2割にあたる18,400件が所在不明となっていることが、OurPlanet-TVの取材でわかった。
中には、明日の規制委員会で適合審査が了承される見通しの女川原発2号機の審査書類の原本も含まれているとみられる。

原子力規制庁によると、所在が分からない文書は、主に文科省や原子力安全・保安院から引き継いだ放射線規制や核燃料サイクル規制に関するもの約9,700件と、
電子政府「e-Gov」のアーカイブでデジタル版を公開しているものの、原本が見当たらない約9,300件。
これらの中には、原子力規制委員会発足後に新規制基準下で審査を進めた実用炉の審査関係文書も含まれており、
電力会社から提出された申請書類の原本なども所在がわからなくなっている。

全文
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2450