http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3840906.htm

2019/11/27
竹本宇宙政策担当相、宇宙ごみ除去に取り組む企業を視察

 宇宙政策を担当する竹本大臣は26日、故障した人工衛星など宇宙ごみの除去に取り組む都内の企業を視察しました。

 竹本大臣は、スペースデブリと呼ばれる宇宙で故障した人工衛星や、ロケットの爆発や衝突により生じた物体などの宇宙ごみを除去する取り組みを行っている民間企業を訪問し、宇宙環境の現状や今後の課題について説明を受けました。宇宙開発が進む一方で、宇宙ごみによる環境汚染も年々深刻になっていて、今年6月に大阪で行われたG20で安倍総理は“日本が主導して宇宙ごみの低減を行っていく”と世界に訴えました。

 「民間(企業)が工夫をして、国のお金に頼らなくても出来るような仕組みを作っていただくと。その仕組みを作るためのいろいろなサポートは国としてやらなきゃいけないなと」(竹本直一 宇宙政策担当相)

 視察後、竹本大臣は「宇宙の中でも宇宙ごみの問題は非常に深刻な話」だとして、こうした取り組みを行う企業が経済的に自立して活動できるような仕組みを作るべく、努力する考えを示しました。