火事相次ぐ 池田町で1人死亡

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20191202/7000015856.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

1日夜から2日朝にかけて道内では火事が相次ぎ、このうち池田町の火事では
焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察は、火事のあと行方が分からなくなっている
91歳の女性とみて確認を進めています。

2日午前1時すぎ、池田町清見ケ丘にある大村玉子さん(91)の住宅から
火が出ているとこの家に住む人から通報がありました。
消防によって火はおよそ5時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と物置が全焼し、
焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

大村さんが火事のあと行方が分からなくなっているということで、
警察は亡くなったのは大村さんとみて確認を急いでいます。

警察のこれまでの調べによりますと住宅には家族5人が暮らしており、当時全員就寝中で、
避難したとき、住宅の隣にある物置から火が出ていたという目撃情報もあるということです。
この物置では1日夜は食料が凍らないように灯油ストーブの火を弱めにしてつけていたということです。

警察は家族からも話を聞くなどして火の出た原因を調べることにしています。

また、1日午後9時半ごろ、札幌市西区八軒1条の8階建てのマンションの最上階の1室から火が出て、
およそ40平方メートルが全焼しました。
この火事で部屋に住む46歳の男性が煙を吸い込んで軽いけがをして病院に搬送されました。
警察によりますと、男性は「気がついたらストーブの火が布団に燃え移っていた」
と話しているということで、警察は消防と火が出た原因を詳しく調べています。

【ストーブ火災に注意】
この時期、ストーブによる火災に注意が必要です。札幌市内では去年、ストーブが原因の火災は
1月が最も多く、冬場に集中しています。
札幌市消防局が行った実験では、ストーブの上に布団が接触して2分後に煙がたちはじめます。
17分後には、部屋中に白い煙が充満し、布団に火がつきました。

【ストーブ火災を防ぐには】
こうしたストーブによる火災を防ぐにはどうしたらいいか。札幌市消防局予防課の瀧山忍係長に聞きました。
▼ストーブの上に洗濯物を干さない。
▼布団など、ストーブの近くに燃えやすい物を置かない。
▼ストーブが異常な燃え方を始めた場合、すぐに使用を中止する。
▼灯油など、燃料の取り違いには十分注意を。
さらに瀧山さんは、「昨年から放置しているストーブは、点検も済んでいなく、
ほこりも付いた状態のものもあるので、清掃したり、業者に見てもらったりしてほしい」と話していました。

これから、寒さが厳しくなりますが、改めてストーブの使い方に注意して下さい。

12/02 17:52