午後1時15分からの公判では、証人として高岡被告の母親が出廷した。
高岡被告は中国人の母親と日本人の父との間に生まれたという。
2歳で来日。帰化して日本人となった。母親は介護福祉士。
母親の証言では、高岡被告は10月9日に保釈されており、10月28日から
介護職員初任者研修を受講。資格を取得したことが明かされた。

 そののちに、「被告人質問」が行われた。まずは弁護人とのやりとりだ。

──出身は?
 中国です。2歳のときに日本に来ました。
──国籍は?
 日本です。
──家族構成は?
 父、私、母の3人です。3人で実家に住んでいます。
──学歴は?
 (略)帝京大学現代コミュニケーション部保育学科に入学し、平成29年3月に退学しました。学業が自分自身にあわないと感じたのと早く仕事がしたかったからです。