https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012204741000.html


中村さん銃撃事件 福岡県警が「国外犯」の殺人容疑で捜査へ
2019年12月6日 15時37分中村哲医師

アフガニスタンで長年、人道支援と復興に携わってきた医師の中村哲さんが銃撃され死亡した事件について、福岡県警察本部は刑法の「国外犯」の規定を適用して、殺人の疑いで捜査する方針を固めました。


アフガニスタン東部のナンガルハル州ジャララバードで4日、福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師、中村哲さん(73)が車で移動中に何者かに銃撃され死亡しました。

この事件で福岡県警察本部は、海外で日本人が殺人などの重大な犯罪に巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用し、殺人の疑いで捜査する方針を固めました。

中村さんの遺体は8日にも日本に搬送され、福岡には9日に戻る見込みで、警察は県内の病院で遺体の状況などを確認することにしています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/K10012204741_1912061533_1912061537_01_03.jpg