税務署職員が文書改ざん懲戒処分

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20191206/4020004264.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

岡山県内の税務署に勤務していた40代の職員が、所得税の滞納者から、
実際には滞納分の徴収を終えていないのに、終えたように装って書類を改ざんしていたとして、
広島国税局から減給の懲戒処分を受けました。
職員は、6日付けで依願退職しました。

これは、広島国税局の池田美代子国税広報広聴室長が、広島市内で記者会見を開いて、明らかにしました。
それによりますと、岡山県内の税務署に勤務していた40代の上席国税徴収官は、ことし7月25日、
所得税の滞納者2人から、実際には、滞納分3600円の徴収を終えていないのに、
自身の現金で補てんし、徴収を終えたように装って報告書を改ざんしていました。

上司が書類に不審な点を見つけて問いただしたところ、不正を認めたことから、
広島国税局は、6日付けで、この職員を、減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。
また、職員は、広島に派遣された国税庁の監察官から、虚偽の公文書を作成した疑いなどで、
岡山地方検察庁に書類送検されました。
職員は、6日付けで依願退職しました。

広島国税局の池田国税広報広聴室長は「税務行政への信頼を損なうもので、誠に遺憾であり、深くおわびします。
厳粛に受け止めて再発防に努めます」と陳謝しました。

12/06 17:28