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イラン大統領へ懸念伝達を
米代表、日本に期待
2019/12/7 04:59 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 【ワシントン共同】米国務省のフック・イラン担当特別代表は5日、イランのロウハニ大統領が今月中にも訪日する見通しとなっていることに関し、イラン当局による反政府デモ弾圧に「全ての国が例外なく懸念を伝えるべきだ」と述べ、日本政府が人道上の懸念を直接伝えることに期待を表明した。国務省で共同通信の取材に応じた。

 フック氏はこれに先立つ記者会見で、デモ弾圧による死者が「千人を超えた可能性がある」と主張。イランと敵対するトランプ米政権はデモに寄り添う国際世論を高め、イラン政府への圧力を強化したい考えだ。