首里城火災「財団は説明すべき」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20191210/5090008703.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

首里城の火災をめぐり、城を管理している財団が火災発生当時の対応の説明を拒否していることについて、
沖縄総合事務局の吉住局長は「説明が十分でないとの指摘は十分承知している。改善を求めていきたい」
と述べ、改めて説明を行うべきだとする考えを示しました。

首里城の火災をめぐっては、火災発生当時の対応について、管理している沖縄美ら島財団の
当初の説明と消防の調査結果が食い違い、矛盾点が明らかになっていますが、財団は報道各社の求めに対し
「警察と消防が調査している」として説明を拒否しています。

これについて国の沖縄総合事務局の吉住局長は、10日の記者会見で
「説明が十分ではないとの指摘は十分承知している。一義的には沖縄県が財団を指導していくべきなので、
まず県に対してしっかり指導したい。また財団にもしかるべき対応をするよう改善を求めていきたい」
と述べ、改めて説明を行うべきだとする考えを示しました。

また、首里城の再建については
「首里城は県民の心のよりどころで極めて残念だ。正殿の再建など全力で取り組んでいきたい」
と述べ、沖縄総合事務局の中に技術的な検討を行う場を設けて再建に向けた議論を進めていく考えを示しました。

12/10 17:41