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イオン 恵方巻の「食品ロス」削減へ予約前倒しなど対応強化

来年の節分の日に向けた恵方巻について、大手スーパーのイオンはいわゆる「食品ロス」を防ぐため通常の半分のサイズの商品を増やすほか、予約を例年より2週間早めるなどの対応を取ることになりました。

イオンは12日、都内の店舗で来年2月3日の節分の日に向けた恵方巻を発表しました。

いわゆる「食品ロス」が問題となっていることから、予約ができる商品の数を13種類から30種類に増やすほか、食べきることができるように大きさを通常の半分のサイズにした商品もこれまでの3種類から13種類に増やします。

また、恵方巻の予約を例年より2週間早めて13日から始め、来月10日までに予約した場合は5%割り引くなどして予約の割合をこれまでの倍以上の35%に引き上げ、恵方巻の廃棄を昨年度の半分以下に減らしたいとしています。

イオンリテールデリカ商品部の鈴木雅光さんは「事前の予約を増やすことで当日の売れ行きもより正確に予測できるため、さらなるロス削減につなげたい」と話しています。

このほか、コンビニ大手のファミリーマートでも恵方巻の販売を今年度から原則として予約のみにする方針で、小売り各社で食品ロス削減の取り組みが広がっています。

2019年12月12日 14時14分 NHK