陸上自衛隊習志野駐屯地(千葉県船橋市)は13日、電車内で女性に体液を付着させたなどとして、第1空挺(くうてい)団の男性陸士長(22)を停職6カ月の懲戒処分とした。陸士長は同日、依願退職した。

 同駐屯地などによると、陸士長は昨年11月26日〜今年6月5日、東京都内を走行中の電車内で、乗客の女性3人の衣服に体液を付着させた。昨年9月28日には栃木県真岡市の総合体育館で女子トイレに侵入し、今年10月に建造物侵入容疑で同県警に逮捕された。

 同駐屯地の調査に陸士長は体液付着について「自分の欲求を満たすため」とし、トイレ侵入は「男子トイレが満室で女子トイレに入った」と説明したという。

 同団は「誠に遺憾。今後は同様の規律違反が発生しないよう、さらに隊員の服務指導と教育を徹底する」とコメントを出した。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)

12/14(土) 10:14配信
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