★夜の政治

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立憲・国民...カベ壊すも残るミゾ

立憲民主党と国民民主党が合流に向けた話し合いを続ける中、国会では、両党の控室の間の壁を撤去する工事が始まった。

撤去工事が行われたのは、衆議院の本会議場近くにある両党の控室の間の壁。

これまでは、それぞれの党の国会対策責任者らの部屋として使われていたが、18日午前、部屋の間の壁の一部が取り外された。

費用はおよそ300万円で、撤去後は、政権獲得前の旧民主党と同じく、共同会派の大部屋として使われる見通し。

今回の壁の撤去は、両党の合流への象徴という面もあるが、合流協議は、両党の政策の溝などから難航が予想されている。

立憲民主党・安住国対委員長は、「自公を相手に戦うには、壁の1つか2つ乗り越えていかないとだめなので」と述べた。

こうした中、両党の代表は18日、支持団体である連合の神津会長とそれぞれ会談し、協議への理解を求めた。

これに対し、神津会長は「再びバラバラ感、ガタガタ感を招来することとなってはならない」とくぎを刺した。

2019/12/18 13:18