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2019/12/19(木) 07:41:28.83ID:sbNkU93R9中小河川にも想定区域図 台風浸水で対象拡大へ―長野県
2019年12月19日07時32分
台風19号で広範囲の浸水被害を受けた長野県が、河川氾濫時に水につかる恐れのある場所と水深を示す「浸水想定区域図」の追加作成を検討していることが18日、分かった。千曲川支流の中小河川で浸水被害が相次いだことを受け、法令上は作成義務がない中小河川に対象を拡大する方針だ。
県が管理する1級河川は737ある。想定区域図は水防法に基づき作る義務がある千曲川本流を含む34河川について作成。さらに、独自に138河川の区域図も作ったが、565河川は未作成となっている。
県によると、台風19号で浸水被害のあった県内の中小河川18河川のうち、8河川で区域図が作られておらず、いずれも法令上は作成義務がない。
こうした中、被災した県内自治体からの要望も踏まえ、来年度予算案をめぐる要求に関連経費を盛り込んだ。河川の長さなどにもよるが、作成には1河川当たり1000万円程度の費用が掛かる。周囲に住宅などがない山奥の河川も含まれるため、追加作成に際しては市町村と協議して対象を検討する。