維新「司書はAIで代替可能」
唯一反対、増員決議できず

 子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案に、与野党で唯一、日本維新の会が「司書の仕事は近い将来、人工知能(AI)で代替可能になる」と反対し、臨時国会(9日閉会)への提出が見送られたことが19日分かった。

 学校図書館法で「努力義務」とされる学校司書の配置は全体の半数余りにとどまり、出版業界団体や日本新聞協会でつくる「文字・活字文化推進機構」が超党派の議員連盟に働き掛け、全会派了承の決議案提出を目指していた。
 教育関係者らに落胆が広がっている。

共同通信 2019/12/19 15:52 (JST)
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