暖冬で雪が降らず、オープンが延期された愛知県のスキー場で、降雪を願って雪乞いの神事が行われました。

愛知県豊根村にある茶臼山高原スキー場は、県内で唯一のスキー場です。
しかし、ことしは暖冬で雪が降らず、21日に予定していたオープンの延期を決め、21日朝、神主やスキー場の関係者などが出席して、雪乞いの神事が行われました。

出席者は地肌がむき出しのゲレンデの前で、切り刻んだ和紙を雪に見立ててまき、雪が早く降り、スキー場がオープンできるよう祈っていました。

また、このスキー場では気温がマイナス2度以下になれば稼働できる、人工降雪機を4台導入していて、気温が下がればフル稼働させ、今月28日ごろのオープンを目指したいとしています。

スキー場を運営する茶臼山高原協会の柳沢充彦さんは「雪乞いの効果が出て、早く雪が降ってくれればと思います」と話していました。

2019年12月21日 11時41分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191221/k10012223801000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191221/K10012223801_1912211132_1912211141_01_02.jpg