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空からサンタがやって来た 長野
12月22日 06時30分

クリスマスを前に、熱気球の競技が盛んな長野県佐久市で21日サンタクロースにふんした地元の人が熱気球で子どもたちのところを回ってプレゼントを贈りました。

これは佐久市の熱気球クラブが毎年行っていて、ことしは台風19号の豪雨で大きな被害を受けた地元を励まそうと、例年より3機多い6機の熱気球が用意されました。
このうち、地元名物の「佐久鯉」からイメージしたキャラクター「佐久の鯉太郎」の熱気球には「ONE SAKU 佐久を笑顔に」と書かれた旗が掲げられ、サンタクロースにふんしたクラブのメンバーなど4人が熱気球に乗り込み、空へと飛び立ちました。
熱気球は上空40メートルほどのところをゆっくりと進み、子どもの姿を見つけると着地してサンタ姿のメンバーが「メリークリスマス」と声をかけながらプレゼントのお菓子を手渡していました。

プレゼントをもらった小学2年生の女の子は「空からサンタさんがやってきてくれてうれしかったです」と話していました。
サンタにふんした「佐久熱気球クラブ」の60代の男性は「佐久市は台風で大きな被害を受けたので、熱気球に乗っているサンタを見た市民たちが少しでも心が温かくなってくれればうれしいです」と話していました。
熱気球は、天気がよければ22日も佐久市の上空に現れるということです。