中国に返還されてから20年を迎えたマカオで祝賀式典が開かれ、習近平国家主席は、マカオは「一国二制度」の成功例だとアピールし、香港情勢に介入するアメリカをけん制した。


式典でスピーチした習主席は、一国二制度のもとのマカオについて「成功という華麗な歴史を描いた」と述べ、「マカオの同胞は、国家への共感や民族への誇りを持っている」とたたえた。


そのうえで、同じ一国二制度の香港の情勢に介入を強めるアメリカをけん制した。


習近平国家主席「われわれは、いかなる外国勢力も、香港・マカオへの干渉は容認しない」


また、国営メディアが報じたスピーチ原稿では、「一国二制度は、マカオの長期的繁栄のために最良の制度だ」となっている部分で、「マカオ」を「香港」と発言する一幕もあった。

2019年12月20日 金曜 午後3:49 FNNPRIME
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