全国の小中学校で行われた体力・運動能力テストの結果が23日、公表され、近畿では兵庫県や大阪府などで全国平均を下回っていることがわかった。

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、スポーツ庁は毎年、50メートル走や反復横とび、握力などの調査を行っている。

 今年度の体力合計点は、兵庫県の中学生男子が47都道府県中46位、小学生と中学生の女子がそれぞれ45位、大阪府も小学生男子で45位と大きく低迷していることがわかった。

 大阪府教育庁保健体育課の田中実課長「運動時間が減っていることやテレビ、スマホを見る時間が増えていることが下がっている要因になっている」

 大阪府は改善策として、早ければ来年度から小学校で独自の体力テストを始め、子どもたちの体力面での課題をつかんで体育の授業に生かしたい考え。

12/23(月) 19:16配信
読売テレビ
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