豚骨スープに甘い香り「酒粕ラーメン」開発 加古川「らーめん八角」

 兵庫県播磨地域を中心にチェーン展開する「らーめん八角」(同県加古川市)が、日本酒「龍力」で知られる「本田商店」(同県姫路市)の酒かすを加えた「酒粕らーめん」を開発した。ベースの豚骨スープに甘い香りがほんのり。2月末までの限定販売で、「地元企業がコラボした味で温まってほしい」とPRしている。

 八角は播磨町や加古川、姫路、加西市などに19店舗あり、酒粕らーめんは季節メニューとして企画した。播磨を盛り上げる一助にと、交流のあった本田商店に協力を呼び掛けた。1杯当たり90グラムの酒かすを入れ、ラーメンに合うよう香りや味を適度に抑えて、とろみのあるスープに仕上げた。具材はチャーシューや味付け卵、モヤシなど。

 八角の常務取締役吉留健一さん(44)は「酒かすの苦手な人にも喜んでもらえると思う。ご当地感あふれるラーメンを味わって」と話している。

 858円。相生、赤穂市を除く17店舗で販売する。(本田純一)

八角ラーメンが本田商店とコラボした「酒粕ラーメン」=加古川市加古川町南備後、八角ラーメン加古川店
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2019/12/24 05:30神戸新聞NEXT