教員採用試験 受けやすく見直し

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20191229/2000023836.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

和歌山県教育委員会は、公立学校の教員採用試験の倍率が過去最低となったことから、
試験日程を短縮するなど受験しやすくし、人材の確保を進めていくことになりました。

和歌山県では今年度、公立学校の教員採用試験の倍率が3.6倍となり、
記録が残る平成11年以降で最低となりました。
このため和歌山県教育委員会は、受験者を増やし優秀な人材を獲得するため、試験の見直しを行いました。

具体的には、遠方からの受験者に配慮し、採用までに行う試験の日数を5日間から4日間に減らすほか、
小学校の教員試験で「水泳」「オルガン」「体育」の3つの実技試験すべてが必須だったのを、
1つを選択する方式に変更しました。

一方、コミュニケーション力を備えた教員の採用を目指して、新たに「集団面接」を導入するということです。

関東方面も含めて県外の大学でも説明会を開き、採用活動を強化することにしています。

和歌山県教育委員会は、「1人でも多く受験してもらえるよう、制度を見直した。
都市部に比べて通勤時間が短いことなど、働きやすさや暮らしやすさもアピールしたい」
としています。

12/29 06:00