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2019/12/30(月) 03:19:04.47ID:ffWvoWNL9新年前に「お身拭い」奈良 薬師寺 国宝の仏像のほこり落とす
2019年12月29日 18時12分
新年を前に奈良市の薬師寺では、国宝の薬師如来像などのほこりを落として清める「お身拭い」（おみぬぐい）が行われました。
薬師寺の「お身拭い」は、仏像にきれいな姿で新年を迎えてもらおうと毎年、この日に行われています。
寺の金堂では、はじめに仏像に触れる前のしきたりとして仏像の魂を抜く意味を込めた法要が営まれました。
そして、僧侶や学生ボランティア合わせておよそ60人が本尊で国宝の薬師如来像や日光・月光菩薩像にはしごをかけて登るなどして積もったほこりを布で丁寧に拭き取っていきました。
仏像は10分ほどで黒く美しい輝きを取り戻し、寺を訪れた参拝者たちは静かに手を合わせていました。
祖母の米寿を記念して静岡県から家族で訪れた女性は、「初めての薬師寺でお身拭いが見られて感動しました。祖母の健康を祈りました」と話していました。
このほか、薬師寺では改修工事のために取り付けられていた東塔の覆いがおよそ８年ぶりに取り外され、新年は、境内の本来の様子を見ながら初詣ができるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191229/K10012231861_1912291808_1912291810_01_02.jpg
