一年を締めくくる大みそかに響く除夜の鐘。その鐘を正確に108回つくために作られたアプリがある。開発したのは山口県長門市にある浄泉寺の住職、上山大信さん(49)。対象のユーザーは寺のお坊さんだけだし、役に立つのは年に1回きり――。なんでそんなアプリを作ったの?

 その名も「JoyaTimer」(除夜タイマー)。スマホのiPhoneやタブレット端末のiPad向けで、「失敗が許されない除夜の鐘に、除夜タイマー! 近所のお寺に教えてあげよう!」とうたう。

 アプリを起動後、鐘の回数(通…

除夜の鐘を正確につくためのアプリ「JoyaTimer」(除夜タイマー)の画面と、制作した上山大信さん=2019年12月23日午後1時40分、山口県長門市、林国広撮影
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2019年12月27日18時00分  朝日新聞
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