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シーア派、イラク米大使館を襲撃
首都バグダッドで、空爆に抗議
2019/12/31 21:43 (JST)
©一般社団法人共同通信社



 【イスタンブール共同】米国がイラク国内などのイスラム教シーア派武装組織の拠点を空爆したことを受け、首都バグダッドの米大使館周辺に31日、群衆が集まり、抗議活動を行った。シーア派支持者ら数十人が大使館を襲撃し、施設の一部を破壊した。AP通信などが報じた。

 シーア派の支持者らは車で大使館施設の出入り口を破壊、施設内からは煙が上がった。大使館周辺に集まった群衆の多くは民兵の制服姿だった。

 米国防総省は29日、武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」のイラクとシリアの拠点に空爆したと発表。この空爆で少なくとも25人の戦闘員が死亡した。