新年を迎え、香川県内のうどん店は、1年の健康を願って縁起物の「年明けうどん」を食べる人たちでにぎわっています。

「年明けうどん」は、新年に紅白の具材などを入れたうどんを食べることで、1年をうどんのように太く長く健康に過ごしてもらおうと香川県内の製麺業者などで作る団体が12年前に提唱し、うどん県・香川の新しい食の習慣として定着しつつあります。

高松市にあるうどん店でも、昼食の時間帯になると大勢の人たちが訪れ、「年明けうどん」を注文していました。

この店では、白いうどんの上にあんこ入りの赤い餅を載せたものや、山芋に明太子を載せたものなど、4種類の「年明けうどん」を用意しているということです。

訪れた人たちは、1年の健康を願いながら、縁起物のうどんを味わっていました。

愛媛県から訪れた20代の男性は「初詣の前に食べに来たが、幸せが続くような感じがする。家族みんなが幸せになる1年にしたい」と話していました。

「年明けうどん」は香川県内のうどん店で、今月15日まで提供されるということです。

NHK 香川県のニュース 01月01日 13時31分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200101/8030005512.html