神奈川県箱根町は、去年10月の台風19号の影響でいまも一部の区間で運休が続く箱根登山鉄道を支援しようと、今月6日からふるさと納税を通じた寄付を呼びかけることにしています。

箱根登山鉄道は、台風19号の影響で土砂崩れや倒木などが相次ぎ、箱根湯本駅と強羅駅の間がいまも運休していて、ことしの秋ごろまで一部区間の運休が続く見込みです。

線路が陸橋の土台ごと押し流された場所もあり、復旧工事には多額の資金が必要で、箱根町では、ふるさと納税を通じて支援を呼びかけることにしました。

具体的には、今月6日からおよそ半年間、ふるさと納税の使いみちとして、新たに「箱根登山鉄道への支援」という項目を設けて寄付を募ります。集まった寄付金は、箱根登山鉄道への支援金や線路沿いに植えるあじさいの苗木の購入などにあてられる予定です。

箱根町財務課は「住民と観光客が利用する大切なインフラであり、ランドマーク的な存在の箱根登山鉄道をぜひ支援いただきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200103/k10012234191000.html
https://youtube.com/watch?v=pi5-dn5NZvk