1日、山に狩猟に出かけたまま行方が分からなくなっていた高知県香美市の59歳の男性が3日、山の近くを流れる川の中で遺体で見つかりました。

警察は、誤って足を滑らせて川に転落したとみて、詳しい状況を調べています。

遺体で見つかった、香美市物部町大栃の藤原元さん(59)は1日の午前8時ごろ、「狩猟に行く。昼ごろには帰る」と家族に伝え、自宅から15キロほど離れた山に猟銃1丁を持って車で向かったということです。

午後になっても藤原さんが帰宅しなかったことから、家族が警察に通報し、2日の朝から警察や消防など40人余りが出て捜索していました。

その結果、3日正午ごろ猟に向かった山の周辺を流れる、斜面から20メートルほど下の川で藤原さんが死亡しているのが見つかりました。

藤原さんの猟銃は遺体の肩にかかっていて、近くの山の斜面に滑落した痕跡が残っていたことから、警察は藤原さんが誤って足を滑らせて川に転落したとみて、詳しい状況を調べています。

01月03日 17時06分 高知 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200103/8010007126.html