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日本郵政 新社長に増田氏就任 信頼回復へ手腕問われる
2020年1月6日 0時00分かんぽ生命問題

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題でトップが辞任した日本郵政で、元総務大臣の増田寛也氏が6日付けで新社長に就任しました。失った信頼の回復に向けて早速、手腕を問われることになります。

6日付けで日本郵政の新しい社長に就任したのは、政府の郵政民営化委員長を務めた経験もある元総務大臣の増田寛也氏です。

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で、金融庁と総務省は先月、内部の管理体制に重大な問題があったなどとして、保険販売の業務を3か月間停止することなどを命じた行政処分を出しました。

これを受けて、日本郵政の長門正貢氏らグループ3社の社長が5日付けで辞任しました。

日本郵便の新社長に衣川和秀氏、かんぽ生命の新社長に千田哲也氏も6日付けで就任し、グループ3社のトップは民間の大手金融機関の出身者から、3社とも官僚出身者に代わりました。

かんぽ生命の保険販売をめぐっては、不利益を受けた契約者の調査は終わっておらず、増田氏をはじめとする新たな経営陣は全容の解明を急いで、顧客対応を進めると同時に、再発防止策の実行にも取り組む必要があり、失った信頼の回復に向けて早速手腕を問われることになります。


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