茶道三千家の一つ、裏千家の今日庵(京都市上京区)で7日、「初釜式」が始まった。十六代千宗室家元(63)が政財界の招待客を濃茶でもてなし、新春を祝った。

 「平成茶室 聴風の間」で行われ、1席目は表千家、武者小路千家の両家元や西脇隆俊京都府知事ら45人が出席した。

 1席目の後、宗室家元は「子年は干支の初め。初心に戻る気持ちを込めて、家元を継承したばかりの時の初釜で使った道具も取り合わせた」と話した。

 6日間で約2300人が出席する予定。16〜19日には東京道場(東京都新宿区)でも初釜式が行われる。

2020/1/7 11:08 (JST)1/7 11:22 (JST)updated
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