東京地検はカルロス・ゴーン被告の弁護士の事務所に立ち入りました。ゴーン被告が使用していたパソコンを令状に基づいて差し押さえるためでしたが、弁護士側が拒否したとみられます。

 東京地検の係官らは8日午前10時半ごろ、ゴーン被告の弁護人である弘中惇一郎弁護士の事務所に立ち入りました。
ゴーン被告を巡っては、保釈の条件で弘中弁護士の事務所で提供されたパソコンしか使用できないと決められていました。
東京地検はこのパソコンを任意で提出するよう求めていましたが、弁護団が拒んだということです。
東京地検は裁判所の令状に基づいてパソコンを差し押さえるために立ち入りましたが、弁護士側が拒否したとみられます。
弁護団によりますと、ゴーン被告はほぼ毎日、弁護士の事務所でパソコンを使っていました。
東京地検は不法な出国に加担した人物と連絡していたかなどについて調べているとみられます。

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