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2020/01/08(水) 16:40:36.31ID:xVQSV8Jj9この活動は、日本赤十字広島看護大の迫田綾子名誉教授らが考案し、POTT(ポット)プロジェクトと呼ばれる。「ポジショニングで(PO)食べる(T)よろこびを伝える(T)」との趣旨で2018年にスタートし、全国各地に広がる。
高齢者らが車いすで食事する際は後傾姿勢になりがちだ。後傾であごが上がると、首に負担がかかり食べ物がのみ込みにくくなる上、誤嚥のリスクも高まる。そこで、折りたたんだバスタオルを座骨の下に敷き、背もたれと背中の間にもタオルを挟むことで、背筋をまっすぐ伸ばしてのみ込みをスムーズにする。
定松さんは「骨盤の上にまっすぐ体が乗ると体への負担が減る。姿勢が安定して胸が開くと、呼吸が楽になる」と説明。少し前傾で食べるのが楽な姿勢といい、テーブルに肘をつくことでさらに安定する。
これまで介護現場などの食事は、食材の工夫や介助に重点が置かれてきた。食べる姿勢を整えることで、患者や利用者の自立支援につなげたい考えだ。定松さんは「姿勢を直すだけで食事が楽になる人がたくさんいる。身近なタオルを活用し、食べる喜びを多くの人に広げていきたい」と話している。
POTTプロジェクトでは、姿勢を整える手助けをする専用の「端巻きタオル」を開発。等間隔に5本のラインを入れて六つ折りにしやすく工夫した。クラウドファンディング(CF)で資金を募り、今治の会社が製造。20日から、広島県のメディカルサービス明和=電話(ソースに記載)=が1枚3300円(送料別)で販売する。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202001080121
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