去年9月に破産手続きに入った宮崎市の建築会社を巡り、契約者から警察に被害相談が相次いでいた問題で、9日会社の代表など2人が建築基準法違反などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、宮崎市の建築会社ブロックスタイルの代表、仲村 浩一容疑者、56歳と息子で元社員の、仲村 明夫容疑者31歳です。

警察は 9日朝、容疑者の自宅を訪れ、任意同行を求めました。

2人は住宅建築をするときに必要な「確認済証」の交付を行政機関などから受けずに宮崎市内の契約者2人の住宅建築に着手し、さらに偽造された「確認済証」を金融機関などに提出したとして、建築基準法違反などの疑いがもたれています。

警察は2人の認否を明らかにしていません。
逮捕に伴い、警察では容疑者の自宅を捜索しています。

「ブロックスタイル」をめぐっては、着手金などを払ったのに住宅が完成していない、着工すらされていないなど、契約者からの被害相談が10数件 寄せられています。

警察では今後、詐欺の容疑についても調べる方針です。

1/9(木) 12:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000002-umk-l45