大阪市浪速区の今宮戎神社で商売繁盛を祈願する「十日えびす」が9日、初日の「宵えびす」で幕を開けた。

「ササ持ってこい」と境内に軽快なおはやしが繰り返し流れる中、約2600人の応募から選ばれた福娘50人が金色の烏帽子姿でお出迎え。福ザサに米俵や大判などの縁起物を取り付けてもらう参拝客でにぎわった。

 近くにある病院の経営に携わる石原祐子さん(45)は「昔からえべっさんといえばここ」と笑顔。ニュージーランド人観光客の夫婦は「すごく活気がある。素晴らしい伝統の祭りだと思う」と興奮した様子だった。

 十日えびすは10日の「本えびす」、11日の「残り福」まで続く。

‪共同通信 ‬2020/1/9 18:40
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